大阪、兵庫、京都で飲食店・食品メーカー・小売店の
メニュー・カタログ・WEBサイトなどの制作は「おいしいデザイン.com」

関西、大阪、兵庫、京都で飲食店・食品関連のメニュー・カタログ・ポスターなどの制作は「おいしいデザイン.com」 お問い合わせ電話番号 0120-960-103

(お電話受付:平日10時〜19時)

トイレの真面目なおはなし2023年01月13日

大阪で飲食店のメニュー・販促物の制作は「おいしいデザイン.com」 トイレの真面目なおはなし イメージ画像
今回はトイレのお話です。
「おいしいBLOG」というタイトルでトイレの話はどうなの、という思いもありますが、気にせず進めてまいりたいと思います。

 

「綺麗なトイレ」は盛り上がる。


明るく綺麗なトイレに入ると、誰でも気持ちがいいものです。
近頃はインテリアにも凝ったおしゃれなトイレに出会うことも少なくありません。(女性用トイレしかわかりませんが…)

友人と出かけているときにそんなトイレに出会うと、「ミラーのフレームが可愛かった!」とか、「ハンドソープの香りがいい!」とか、挙げ句の果てには「トイレ可愛いから行ってきた方がいいよ!」と順番にトイレに並ぶくらい、盛り上がってしまうほど。

TOTOさんの「飲食店トイレについての意識調査」では、「トイレが綺麗だとお店のイメージがよくなる」と答えた人が約80%を占めます。
「人にそのお店を自信をもってすすめられる」と答えた人も、24%もいるそうな。

さらに、「トイレが綺麗」だということをお店を選ぶ基準にしていると答えた人が、「料理のボリュームが多い」「オリジナルのメニューがある」と答えた人と同じくらいいることも判明しました。
「トイレが綺麗」だということが一番の理由にはならないにしても、トイレの良し悪しがお店選びの重要な基準の一つになっていることがわかります。
トイレ恐るべし。

 

人気のあるお店のトイレは居心地がいい


とある喫茶店を例に出します。
明治時代の洋館をリノベーションして作られたその喫茶店は、外観もさることながら店内も英国風のレトロな調度品で統一されています。
まるで、英国貴族のお屋敷にお邪魔しているみたい。
トイレも抜かりなく、洗面台にもレトロな装飾が施されていたり、水洗も鎖を引っ張って流す昔ながらのスタイルだったり、店内に出来上がった世界観を壊すことなくしっかりと考えて作られています。

でも、もしも、
そのお店のトイレが現代風のシステムトイレだったら?
便座の蓋が勝手に上がったり、水も自動で流れてしまったりしたら?
気分は一気に英国貴族のお屋敷から日本に逆戻りです。

そうなんです。
どんなに雰囲気の良いインテリアで店内を作り上げても、トイレがそれにそぐわない空間だと一気に白けてしまい、気分が盛り下がってしまいます。

大袈裟かもしれませんが、お店全体の世界観をも左右してしまう力が、トイレにはあるのです。
トイレが清潔に保たれているのはもちろんのこと、店内の雰囲気に合わせた空間づくりも、とても大切なことがわかります。

行列のできている人気のお店は、トイレも凝って作られていること、多いですよね。

トイレは、一番現実に戻りやすい空間なのです。

 

現実に戻りやすい場所だからこそ、できることもある。


「トイレは現実に戻りやすい」と書きましたが、だからこそ有効なものもあります。
それは、トイレPOPです。

もちろん、店内の壁やテーブルにPOPを設置することも大切です。
ですが、居酒屋さんなどではお客さまは目の前のお料理やお酒、そして話に夢中になっていることも多いのではないでしょうか?
その点、トイレは一人になる貴重な空間ですので、目線が行く場所にPOPを設置しておけば効果は抜群。

これからですと歓送迎会などのイベントも多いシーズンですので、宴会コースの告知にはもってこいです。
「このPOPを見つけた方には〇〇をサービス!」なんて書かれていたら、私だったらすぐに幹事さんに耳打ちしにいっちゃいます。

そのほかにも、思い出せるものだと、
店長さんの挨拶がお手紙風の文面で貼られていたり、感想ノートが置かれているトイレもありました。

盛り上がっている場所から離れ、お客さまがふと現実に戻る空間だからこそできるアプローチもあります。

 

トイレでの体験は意外と印象に残りやすいものです。
たかがトイレといわず、お客さまの心に残るトイレとはなにか、思いを巡らせてみてもよいのではないでしょうか?

大阪で飲食店のメニュー・販促物の制作は「おいしいデザイン.com」 TOPへ大阪で飲食店のメニュー・販促物の制作は「おいしいデザイン.com」 TOPへ